テレビ「モーニングショー」

放送日 2016/05/10

大人気！フラフープの達人世界一の仰天ワザ

●フラフープの伝道師・山田祐也さん

こどもの国
住所/横浜市青葉区奈良町700
TEL/045-961-2111
時間/9：30～16：30（7-8月は17：00まで）※最終入園は閉演の３０分前まで
休園日/水曜日（祝日の場合は開園）／１２月３１日、１月１日
入園料/大人・高校生６００円、中学生・小学生２００円、幼児（３歳以上）１００円※0～2歳は無料

数々のフラフープの技で観衆を魅了する、パフォーマーの山田祐也さん。直径５メートルに近いフラフープを回して世界一になったこともあるそうです。今、人気のパフォーマー、フラフープの達人・山田さんを訪ね、そのスゴ技に迫りました。

羽鳥慎一キャスターが訪ねたのは、横浜市の「こどもの国」。山田さんはこちらでライブパフォーマンスを行っています。2本のフラフープを使いそれぞれを逆に回したり、回したままカラダのいろんな部位へと移動させたり、その技は圧巻。ちなみに、フラフープを移動させることから生まれた技は「部分回し」といい、例えばお尻でも回してしまいます。

一見簡単そうに見えますが、やってみると大変なフラフープ。羽鳥キャスターも挑戦し、それを実感することに･･･。ポイントは、フラフープが体にあたった部分を押すこと。その基本が出来れば、大抵の技はできると山田さんはいいます。

●巨大フラフープでギネスに

日本体育大学で、集団で演技をする体操部にいたという山田さん。フラフープを始めた理由を、こう語ります。「一人でセンターに立ったり、一人での演目を持ち、皆に自分だけを見てほしい。そんな瞬間が欲しい」。卒業後、パフォーマーになるために、当時、放送していたテレビ番組から生まれたアスリートによるミュージカルの一員になりました。

その頃フラフープは多くが女性によるものでした。「しなやかに魅せるということでは勝てない。だったらもっと男らしさやダイナミックさ、力強さを極めていこう」。そして目を付けたのが巨大フラフープでした。

現在ライブパフォーマンスで使うのは、直径３メートル、重さ15キロの鉄製です。大学教授の計算によると、このフラフープを回した場合、およそ90キロの重りを背負った状態と同じになるのだそうです。山田さんがそれを上回る、直径４メートル93センチ、重さ18キロのフラフープでギネス世界記録に挑戦したのが2004年。そこで６回成功させ、世界記録に認定されました。

●家族に支えられながら

平日はリサイクル会社で営業の仕事をしながら、休みの日に30分のパフォーマンスを１日3回行っています。支えてきたのが、妻・ユカさん。家で練習する山田さんに協力することもあるそうです。

そんな山田さんが今、力を入れているのが、2人の子どもにフラフープを教えることです。現在、2歳と６歳。山田さんも「ずいぶん上手なほうじゃないかと」とその腕前を認めています。

●フラフープでエクササイズ

山田さんはパフォーマンスだけでなく、大人を対象としたフラフープ教室も開催。山田さんによれば「便秘の解消になったり、インナーマッスルを鍛えることによって痩せやすい体も作れます」。そこで今回、簡単にできるフラフープエクササイズを教えていただきました。

ウエストエクササイズ
（１） まっすぐに立ち、足を肩幅に開く
（２） 床と水平にフラフープを持ち、背中につけた状態から回す
（３） お腹を通るタイミングでフラフープを押す

二の腕エクササイズ
（１） まっすぐに立ち、フラフープをかけた腕は肩の高さに
（２） 反対の手で、フラフープを下に勢いよくおろす
（３） ひじを伸ばした状態で、垂直に回す

ウエストエクササイズは10分でおよそ100キロカロリーを消費し、個人差はあるもののジョギングとほぼ同じ効果が期待できるほか、二の腕エクササイズは脇腹にも刺激が加わるため、くびれ作りにも効果が期待できるそうです。